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「う……」



ざりざり、とネコが俺の腕を舐める感触に、意識が浮上する。


何度もまばたきして、眠気で落ちてくる瞼を抉じ開けていると、



にゃあ



ネコが頭を擦り寄せてきたので、腕を持ち上げて撫でてやった。






えーと……?



視線を巡らして、ここが自分の部屋だという事を確認すると、身体に掛かっている毛布に顔を埋める。



なんで……ソファで、寝てんだっけ? ……確か……昨日、ドンヘを探しに行ってーーー



ぼーっとする頭で、順を追って思い出そうとして、はたと気付く。



「ドンヘ!!」



ガバッと飛び起きると、毛布を蹴飛ばして立ち上がる。側にいたネコは、びっくりしたようで逃げて行ってしまった。


裸のまま、キョロキョロと周りを見回すが、ドンヘの気配はどこにも無くて……



「……ウソだろ?」



一気に力が抜けて、ソファに座り込むと頭を抱えた。








「ウソだ……だって……昨夜、あんなに……」



お互いに求め合ったのに……



嫌がってはいなかった……むしろ、積極的なぐらいだった。



俺の腕の中で、嬉しそうに笑って……すごく感じて、甘い声で鳴いて……何度も、何度も、終わりがないぐらい抱き合ってた……それなのに……



今更、一夜の夢でした……なんて



「そんなの酷いよ……酷い……」











泣きそうになるのを堪えていると、


ピピピピ…


急に、耳障りなアラームの音が、静まり返った部屋に響いた。




今日は月曜日。また仕事が始める。



のそりと立ち上がると、携帯電話から断続的に鳴り響く音を止める。そのまま、床に叩きつけてしまいたい衝動を、携帯電話を握りしめて堪える。



「……仕事、行かなきゃ」



重い身体を引きずるようにして、シャワーを浴びるために浴室へ向かうと、洗濯機の上に、昨夜ドンヘが着ていた服が綺麗にたたまれて置いてあった。


手を伸ばして、それを持ち上げると、その横に紙が置いてあるのに気付く。



「ドンヘの字だ……」



上手いとは言い難い崩された文字は、あきらかにドンヘの書いたもので……


数行しか書かれていない置き手紙を、震える指でなぞるようにして何度も読み返してから、大きく息を吐いて、




大事に、大事に、そっと胸に抱きしめた。















連続ですみません。
ようやく、link終了です。読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
別れた原因とかも設定いろいろ考えたんですが、昼ドラのようにドロドロになったので、だいぶ端折りました(そのうち番外で書ければと思いますが、あんまり暗くするのもなー?と迷い中です)
ちょっと、お約束過ぎたかなと反省もありますが、いかがでしたでしょうか?

そのうち、また新章をスタートさせる予定ですが…そろそろ、この二人に飽きてこられたのではないかと、ちょっと心配になっております。
でも、こんなに長くなるとは自分でも思っていなかったので、これも皆様のおかげだと感謝しております (つД`)ノ

さて、この後は、『恋の〜』が途中でしたので(ユノさん出したまま放置でした。除隊記念に書けばよかったと後悔してます) そちらを頑張りつつ、短編や他の話の続編を入れていければと思っておりますので、よろしくお願いします。

ではでは



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